工程の日数には、開始条件を添える

日程表は「開始に必要なもの/作業日数/社内回答日/完了の記録」を分けて作ります。例えば試作の日数は立体図の承認後なのか、量産の日数は試作承認・支払等のどの条件が揃ってからなのかを尋ねます。営業日か暦日か、休業日を含むかも同じ表へ記録し、図案・数量・製作条件への回答を受けて日付を入れてください。

段階製作側と確認すること発注側で用意すること
資料・入稿必要資料、形式、見積条件図案、希望仕様、確認窓口
立体確認全周の造形と修正監修意見をまとめた指示
試作試作範囲、確認する項目確認担当者と確認日
承認最終仕様、修正の反映承認版と量産へ進む判断
量産数量、包装、進行予定変更の有無、納品情報
検品・配送検品終了・出荷・到着それぞれの予定受入れ、仕分け、保管の準備

日程相談に添える4つの日付

希望日と確定した日を区別し、監修や社内承認の窓口を1つにまとめます。図案が未完成でも、いつ何が揃う予定かがあると、次の段取りを相談しやすくなります。

  • 使用日:販売開始・配布開始の予定日
  • 必要納品日:検品・仕分けを始めるために手元へ欲しい日
  • 資料準備日:図案・包装データ等が揃う見込み
  • 社内回答日:監修・試作確認を誰がいつまでにまとめるか

遅れや変更が出たときの記録

「変更前の予定/変わった理由/影響する工程/新しい回答予定日/判断する人」を記録します。図案の修正と納品先の変更では影響する作業が違うため、変更内容を一括して「進行遅れ」と扱わないことが大切です。

量産承認や配送条件に影響する変更は、見積と予定表の両方へ反映します。次の工程の開始条件が揃うまで、前の日付を確定日として関係者へ共有しないようにします。

修正が必要な場合は「再確認する物/再提出予定/回答期限」を追加します。包装データや納品先だけの変更も、袋入れ・仕分け・配送の予定へ反映してから共有します。

再注文も、今回の数量と納品日で相談する

前回の仕様番号、今回の数量、変更の有無、必要納品日を渡し、型・データの利用と必要な工程を尋ねます。前回の日数は参考記録に残し、今回の予定と区別してください。

日程相談には4つの日付と希望数量を添え、「試作・量産・輸送にそれぞれ何日必要か」「各工程は何をもって開始するか」「いつまでに承認が必要か」を質問します。出荷日と到着日は別々に回答を受けます。

よくあるご質問

イベント日だけ決まっていても相談できますか?

イベント日、必要数量、図案の準備状況をお知らせください。会場への搬入や事前の仕分けに必要な時間も添えると、希望納品日を決めて製作日程を相談しやすくなります。対応可否は工程ごとの回答を受けて判断します。

監修の回答待ちは、製作の日数に含まれますか?

予定表では製作作業と社内・監修の回答待ちを別の行にします。回答日が変わったら、その日付と後工程への影響を更新してください。