初回と同型再注文を同じ費用表にする

初回総額は、数量分の製品費に、本体単価へ含まれていない初期費用・包装・配送等を加えて求めます。二重計上を避けるため、金額の前に「含む範囲」を記載します。未回答は0円と扱わず、別途費用の回答が揃ってから総額を確定します。

費用区分初回に記録すること同型再注文で記録すること
製品本体・部品・組立対象仕様、数量、単価前回と同じ仕様か、変更があるか
立体データ・型作成範囲、初回費用、修正条件再使用の可否、再開・追加作業の費用
試作・確認作業試作内容、回数、配送費再試作の要否と発生する費用
包装・納品OPP・台紙、納品先、配送回数前回との差分と今回の数量条件
総額・税初回総額、税込・税別の表示再注文総額、同じ税区分での比較

数量と仕様を固定して、初回と再注文を比べる

500・1,000・5,000・10,000個など、検討する希望数量ごとに行を分けます。各行は同じ図案・部品・包装を条件にし、形状や配色が複数ある場合は内訳も添えます。総額を作る式は「製品単価×数量+単価に含まれない費用」です。初回総額÷完成品数量で1個当たりを比べる際も、支払総額と税区分を併記してください。

稟議への記入例は「仕様:[仕様番号・版]/数量:[内訳を含む希望数]/見積:[番号・日付]/総額:[税区分]」です。同型再注文も今回の単価、型の再使用条件、再試作や配送の費用を別に求めます。

予算の承認範囲を明記する

予算枠の検討、試作手配、量産発注のどこまで承認を求めるかを記載します。試作後に金額が変わる項目は、再申請が必要になる条件として先に共有しておくと、担当者間の判断が揃います。

  • 承認を求める範囲:概算予算/試作/量産発注
  • 対象仕様・版・数量と、対応する見積番号
  • 別途費用、未回答の費用、追加修正時の扱い
  • 税・送料の範囲、納品先、支払・変更条件
  • 見積有効期限と、条件が変わった場合の再承認者

料金相談に添える条件と質問

図案の準備状況、希望数量、部品・包装、納品先、初回か再注文かを相談メモへ記載します。質問は「型・試作・送料を含めた総額はいくらか」「未確定の費用は何か」「同型再注文で費用が変わる部分はどこか」の3点から始められます。

料金・総額ページでは、税込の総予算から500・1,000・5,000・10,000個それぞれの費用上限を比較できます。希望数量を選ぶと、総予算と数量を相談メモへ引き継げます。計算結果は予算配分の目安として使い、製作価格は図案・仕様を含めた見積で確認してください。

よくあるご質問

型代を数量で割った金額だけ見ればよいですか?

按分額は1個当たりの比較に使えますが、稟議には初回の支払総額も併記します。再注文は型の利用条件と、今回必要な作業を別欄にしてください。

図案が確定する前の概算を稟議に使えますか?

概算であること、対象仕様、未回答の費用を明記して予算検討に使います。正式発注前には、承認する図案の版と見積条件を一致させてください。

数量だけで製作料金は決まりますか?

図案・大きさ・配色・取付部品・包装・納品条件によって見積範囲が変わります。数量に加えて未定の条件を示し、どの仕様で計算した概算かを残してください。予算を数量で割った金額は、製作料金が確定した単価とは区別します。